pink
中学生の頃、ピンク色のママチャリに憧れていた。
ピンク色に限らずカラフルなママチャリに乗っているクラスメイトを見る度に心の隅で「いいなぁ」と思ったのを未だに覚えている。
その当時私が親に買ってもらった自転車はママチャリではなく深緑色のちゃんとした自転車だった。(ちゃんとしたって何だよ)(簡単なギアがついた普通の自転車です)
通学路に坂道が多かったからギアがついてる自転車はほんとに助かったし、何なら今でもその自転車を使ってる。漕ぐ度に変な音がしたりいろんなところが錆びてるけど。
今はどうなのか知らないけど、私が中学生の頃はクラスメイトにヤンキーがちらほらいた。
髪を染めてたりスカートが短かったり腰パンしてたり授業を中断させたり窓ガラスを割ったり。
そして中学生の頃の私は典型的陰キャデブスであった。(今は多少明るめの陰キャデブスである)(ちょっと変化はあったと思うよ)
で、それと自転車の話がどう繋がるの?ってわけなんだけども
いちごミルクのような可愛いピンク、鮮やかなショッキングピンク、眩しい黄色、まるで芋虫かよ?って感じの黄緑色、とにかくカラフルなママチャリに乗っていたのはそのヤンキーたちばかりだった。
私は憧れた。私もあんなカラフルな自転車に乗って登校したい。
でもまあ普通に不可能だった。そんなに乗ってもない深緑色の自転車を放って新しい自転車(しかもママチャリ)を強請るなんて出来なかったし、当時いじめられていた私はそんな目立つことをしたらヤンキーたちに何を言われるか考えただけで恐怖であった。
いつの間にか忘れていたそんな記憶をふと思い出したのは、推しの好きな色がピンクだと分かった時であった。
私は非常〜〜〜〜〜〜〜〜〜に熱しやすく冷めやすいオタクである。
そして変に影響もされやすいオタクである。
すぐ推しのイメージカラーの小物を買ってしまったりする。オタクの皆さんそんなことありませんか?えっ私だけですか?
今応援してる推しにこれ!!といったイメージカラー?は特にない感じなのだけれど、本人が好きな色はピンクだと公言していた。(気がする)(ド新規オタクでごめん)
それを聞いた時に「あぁそういえば、ピンク色のママチャリに乗りたかったことがあったな」と思い出して、何だかすごく懐かしくなって、ブログに書いてみたくなった。
そんな軽いノリで始めたこのブログ、果たして続くのか?でもまあ書きたくなった時に書けばいっか!と思ってます。
今日ピンクのiFaceを買った。(私はiFace信者である)
もう私はあの頃の典型的陰キャデブスではないので、ピンクのものを使ってたって誰に何の文句も言われない。言わせない。
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